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BIOS攻略 - PC Health Status編

PC Health Status

ファンや温度、電圧などのモニタリングが可能

[PC Health Status]は、BIOSの設定の中でも特殊なメニューとなっている。他のメニューが主に機能の設定を行うのに対して、ここでは、CPUやチップセットの温度や電圧、CPUクーラーやケースファンなどの回転状態などのモニタリングを行なっている。また、CPUクーラーのファンコントロール設定といった項目も用意されている。

Rest Case Open Status

機種によって、マザーポード上にある「CI」というピンヘッダを使用することでケースが開いている旨を通知できる。ただし、対応したケースを用意しないと意味がない。

Case Opened

上記[Reset Case Open Status]を[Enabled]に設定した際、ケースが開いているかどうかのステータスを表示する。

Vcore

現在のCPUのコア電圧をリアルタイムで表示。

DDR18V

同じくメモリの電圧をリアルタイムで表示。

+3.3V

電源ユニットから供給されている+3.3V出力の実際の電圧を表示する。

+12V

同じく電源ユニットから供給されている+12V出力の実際の電圧を表示する。

Current System (CPU) Tenperature

現在のシステム(チップセット)温度とCPU温度を表示。

Current CPU FAN Speed

CPUファンおよびケースファン、それに電源ファンの回転数を表示。ただし、それぞれマザーボード上に用意されている、対応したコネクタに接続する必要がある。

CPU Warning Tenperature

CPU温度が一定以上になった場合、ブザーで警告を発するための設定。しきい値は60/70/80/90℃から設定可能

CPU FAN Fail Warningなど

CPUファン、ケースファン、電源ユニットのファンの回転数に異常が起きた場合にブザーで警告を発するための設定。ファンを接続していないにもかかわらず、これらの項目を[Enabied]に設定すると、警告音が鳴り続けるので注意したい。

CPU Smart FAN ControlとCPU Smart FAN Mode

CPU Smart FAN Control

[CPU Smart FAN Control]と[[CPU Smart FAN Mode]は、CPUクーラーのファンの回転数に関する設定である。前者は制御を行なうかどうかの設定で、後者ではその具体的な制御方法を選択する。用意されたモードは、[Auot][Voltage][PWM]の三つ。[Auto]ファンの電源コネクタが3ピンならVoltageが、4ピンならPWMが適用される。なお、[Voltage]は電圧により回転数を変化させ、[PWM]ではパルス幅のオフタイムの長短により回転数を制御するといった違いがある。

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