Windows7のカスタマイズ - プログラムが利用するマルチコアCPUの「CPUコア」を指定する

アプリケーションの実体（イメージ名：プロセス）を右クリックして、ショートカットメニューから「関係の設定」を選択。

マルチコアCPU搭載パソコンにおいて、プログラムに対して任意のCPUコア動作を指定したい場合には、タスクマネージャーの該当プロセス（実行ファイル名）を右クリックして、ショートカットメニューから「関係の設定」を選択。「プロセッサの関係」ダイアログが表示されるので、該当プログラムで利用するCPUコアをチェックする。

デスクトップの装飾とCPU負荷の関係

通常、デスクトップというのはシンプルなほどCPU負荷が減り、結果システムパフォーマンスがよくなる。「壁紙」や「ウインドウ装飾」などは、いわゆるパフォーマンスを追求する上では余計な処理増やしていることにほかならない。だが、Windows7では一番負担が多そうななデスクトップテーマである「WindowsAero」が一番パフォーマンスがよい。これは、「Windowsベーシック」「Windowsクラシック」というWindows Aero以外のテーマはCPUを利用してデスクトップ描写を行うのに対して、「WindowsAero」はビデオカードを利用してデスクトップ描写を行うため。なお、WindowsAeroであっても「壁紙」「アニメ」「スライド」「フェード」「影」「スクロール」などの効果は、処理速度を阻害する要素でしかないので、パフォーマンスを追求したい場合には停止したほうがよいでしょう。