トラブル解決 - インターネット編 - Webブラウザの情報バーが煩わしい

WindowsXPのサービスパック2以降に行われたセキュリティ強化の1つに，ローカルに置いてあるHTMLファイルを開くときのスクリプトなどの実行確認がある。具体的には，ハードディスクやCD-ROM／DVD-ROMに保存されているHTMLを参照しようとすると，情報バーが表示され，スクリプトやActiveXコントロールを実行しないことが通知される。これは，マイコンピュータゾーン内でHTMLファイルを表示しようとしたときに，ブロックするように設定されているためだ。マイコンピュータゾーンは，「インターネットオプション」の「セキュリティ」タブには表示されないが，レジストリでは定義されている。アプリケーションのヘルプなどがHTMLで提供されている場合は，いちいちブロックされているコンテンツを許可しなければならないため，煩わしく感じる人もいるだろう。ローカルのハードディスク上にあるHTMLファイルを開くときにチェックを行うかどうかは，InternetExplorerのオプションで変更することが可能だ。「ツール」メニューの「インターネットオプション」にある「詳細設定」タブで，「マイコンピュータのファイルでのアクティブコンテンツの実行を許可する」をチェックすれば，ローカルにあるHTMLファイルを表示するときに情報バーが表示されず，アクティブコンテンツが実行される。

InternetExplorerの「ツール」メニューから「インターネットオプション」を選択して，「詳細設定」タブで「マイコンピュータのファイルでのアクティブコンテンツの実行を許可する」にチェックすると，ハードディスク上のアクティブコンテンツの実行が許可される。