シャットダウン・再起動の時間を短縮
(Win7・8.1・10)
ウインドウズをシャットダウンする際、アプリケーションが正しく応答しないと、そのアプリケーションの終了をシステムが待つため、スムーズに処理が進まない。以下の設定を行なうと、そういった状態でもアプリケーションの終了を待たずにシャットダウン処理が進行するようになる。レジストリエディタを起動して①左ウィンドウでHKEY_CURRENT_USER→ControlPanel→Desktopとキーをたどって開き、②右ウインドウの「HungAppTimeout」アイコンをダブルクリック③「値のデータ」欄に半角で「2000」と入力して④<OK>ボタンをクリック。さらに⑤「WaitToKillAppTimeout」アイコンをダブルクリックし(このアイコンがない場合は作成すること)、⑥「値のデータ」欄に半角で「2000」と入力して⑦<OK>ボタンをクリック。ここまでできたら⑧[×]ボタンをクリックしてレジストリエディタを終了し、パソコンを再起動すればよい。ちなみにこれらは応答停止状態のアプリケーションをハングアップしたとみなし、強制終了するまでの待ち時間を短くする設定。
用語辞典
応答時間
コンピュータ・システムに何らかの実行命令を出してから、その処理結果が戻るまでの時間。レスポンス・タイムともいう。この処理が完了して結果を受け取るまでの時間はターンアラウンド・タイムという。
OS【オーエス】OperatingSystem
アプリケーションと周辺機器を仲介する基本ソフトウェア。パソコン上で日本語ワープロなどのアプリケーションを使うためには、パソコンにOSがインストールされていなければならない。この状態で、そのアプリケーションを使うと、つぎのようなことができる。●作成したデータをディスプレイに表示することができる。
●データをフロッピーなどの保存媒体に保存することができる。
●作成したデータを印刷することができる。
このようにOSというのは、ディスプレイ、保存媒体、プリンタなどの周辺機器に、アプリケーションで作成したデータを手渡す仲介役ということができるなお、現在では「ユーザーがより便利なように」という方向にOSが発展しつつある。たとえば、周辺機器を接続するとすぐ使えるプラグ・アンド・プレイ機能などが利用できるようになっている。