Windowsカスタマイズ

トラブル解決 - ネットワーク編 - Windowsの時計が狂いやすい

NTPサーバとの動機頻度を変更しよう

パソコンには時計が内蔵されており,Windowsもパソコンの内蔵時計を利用している。しかし,パソコンの内蔵時計はそれほど正確ではない。1年間に数分程度ずれてしまうことが多く,BIOSのバグやBIOSを維持している電池が消耗してきている場合には1か月に数分ずれる場合もある。この問題を解決するには,NTPサービスを利用すればよい。Windows2000以降では,時刻を自動的に修正する「Windows TIME」サービスが動作しており,NTP(NetworkTimeProtocol)を利用して時刻を合わせる。デフォルトでは,time.Windows.comのNTPサーバと7日間に1回同期する設定となっている。同期の頻度は,レジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient\SpecialPollInterval」のDWORD値で変更可能だ。デフォルトは「604800」と指定されているので,たとえば1日に1回同期させたい場合は「86400」を指定すればよい。レジストリ変更後に設定内容を反映させるには,ログオンし直すか,パソコンを再起動しよう。

Windowsの時計が狂いやすい
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